1973年から始まった、毎年1月下旬にスイスのローザンヌで行われるコンクール。
このコンクールはプロのバレエダンサーを目指す10代の男女の登竜門です。
ここで受賞すると、世界の著名なバレエ学校やバレエ団で1年間勉強ができるスカラシップ(奨学金+生活補助金)が授与されます。
このコンクールは、熊川哲也さんなど著名なダンサーも受賞しています。
日本人は1986年の第14回から昨年の第32回までの19年間連続して受賞しており、世界最多。
参加者を見ても凄いのですが、今回27カ国110人のうち日本人は36人、2番目のフランス11人、韓国・オーストラリアの各10人に比べても多いですよね。
チャコットによると、全国のダンス人口600万人のうち7割がバレエだそうで、近年日本でのバレエ人気の上昇と共に指導法と生徒のテクニックも上昇してきたそうです。
それが今回の第33回に日本人は受賞しませんでした。
コンクールの審査は育成に重きを置いているため、現時点のテクニックを競う場ではないため、日本人の高レベルなテクニックは厳しく見られるとのことです。
だから・・・なのか、今年はローザンヌ国際バレエコンクールの放映が無いなぁと思っていましたら、5月1日15:00~17:00にNHK教育テレビにて放送するとのことです。
その
詳細を見てみると、ローザンヌ国際バレエコンクール日本事業部が活動終了するそうです。今年の結果が波紋をよんでいるのでしょうか。
主宰団体の財源は企業やローザンヌ市からの寄付だそうですから。
今の楽しみは7月にオーチャードホールにて「
エトワール・ガラ」を見ること♪
(今日買ったのは、PAULのアンシェン・ポールです)
【追記】
テレビ放映についてのブログは
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